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コスパ抜群の中華製ハイブリッドイヤホン、KZ社のハイエンド機ZS10を買ってみた。 [オーディオ・ビデオ]

以前書いた評価の高い中華イヤホン、KZ(Knowledge Zenith)社のZS6の上位機種ZS10を買ってみました。

ZS6はBAD(バランスドアーマチュアドライバ)2機とDD(ダイナミックドライバ)が2機という4ドライバ構成のハイブリッド型。
今回購入したZS10は片側BAD4機とDD1機の合計5ドライバ構成で両側合わせると10ドライバ構成の豪華なハイブリッド型。
筐体はプラスチック製です。


開封の儀です。


箱の表


箱の裏


箱を開けました。
豪華な箱ではありませんね。


箱の中身です。
いつものようにKZ社らしいです。


イヤホン本体です。
本体色としてブルーを購入しましたが、茶色のネットワーク基板が安っぽい色ですね。


本体とケーブルです。
今回のケーブルは他のKZ社の製品のようなゴムゴム感がないのでリケーブルの必要は無いと思います。


さて感想は
KZ社のこれまで購入してきた、ZST、ZS6のハイブリッド型とは違う味付けの音ですね。
ZST、ZS6ともバーンイン(エージング)が終わるまでさ行が刺さる派手な味付けでしたがこのZS10は箱出しのままでさ行が刺さることもなく上品な鳴らし方です。

ボーカルが遠く感じます。
そういう味付けなのでしょうかね。
ボーカルをメインに聞きたい方はZS5やZS6がいいと思います。
バーンインの必要はありますけどね。

購入したZS10のボーカルが遠いという原因が判明。
不良品であった。
購入したZKZ社のコスパ抜群のZS10はなんとリケーブルコネクタの配線がイヤホンの中で+ーが逆になっていた
http://deckard-atom.blog.so-net.ne.jp/2018-06-10

低域もよく出ています。
分解能も高いです。
分解能高いけど定位がぼやけてる感じはします。

バーンイン(エージング)が終わるまでの音の派手さではZST、ZS5、ZS6がいいですね。
インピーダンスが32Ωと高めなので音が小さくなりますので他のKZ社のイヤホンと比較する場合ボリュームの調整が必要です。

ハウジングはZSTを二回り大きくした感じですが、僕は耳が痛くなるようなことはないです。
耳の小さい人はイヤーピースを工夫する等の必要があるかもしれないです。

片側BAD4機とDD1機の合計5ドライバ構成のこのイヤホンは国産機では太刀打ち出来ないコスパです。
あ、そうそう、所有しているZSTのケーブルの芯が折れてしまい使えなくなったので再購入しました。
ZST好きでしたので。2,000円ですけどね。
ZSTのバーンイン(エージング)していないボーカルのさ行のささり感が懐かしいです。
今回のZSTは無理やりバーンイン(エージング)しないでゆっくりと変化を楽しもうと思います。



KZ ZS10 イヤホン 高音質 イヤモニ型 ハイブリッド イヤホン 2pin ハイレゾイヤホン 4バランスドアーマチェア+1ダイナミック 搭載 5ドライバイヤホン カナル型 高遮音性 密閉型 中華イヤホン Yinyoo (ブラック)



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高評価のKZ(Knowledge Zenith)社のハイブリッドイヤホンを2つ買ってみた [オーディオ・ビデオ]

毎年、気になったイヤホンを2,3個買っています。

前回はイヤホン・ヘッドホン専門店のeイヤホンの人気を参考に買いました。
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Auglamour Auglamour R8 4,500円

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Auglamour R8は評判の割には今ひとつでした。
まず、耳に装着する時良い音が聞こえる場所にしましたが、耳が痛くてダメでした。
イヤーチップをいろいろ交換したのですが純正が一番でした

Auglamour R8では結局あまり聞いていないです。

最近気になるイヤホンを発見しました。
会社名はKZ(Knowledge Zenith)社です。
最初に購入したのは下位モデルのKZ ZSTというモデルです。

KZ ZST ハイブリッドドライバイヤホン 1BA+1DD 高性能インイヤーイヤホン (no microphone)



これは2000円クラスですがイヤホンの中はバランスドアーマチュアドライバ(以下BAD)が1機とダイナミックドライバ(以下DD)が1機のハイブリッド型です。
この価格でBADとDDが1個づつとは驚きです。さて開封の儀です。

最初にKZ-ZST










KZ ZSTのカーボンぽいのはデザインだけです。
カーボンではありません。
プラスチックです。
耐久性は多少不安です。
音質ですが、今まで購入した5,000円程度のイヤホンはAuglamour R8だけです。iPhone 7付属のイヤホンも使っていないのですが、それを踏まえた上で、このKZ ZST は5,000円のAuglamour R8よりイイです。
AmazonやブログやYouTubeの評価もいろいろありますが。よくある評価としてはボーカルの高域が刺さるくらいでしょうか。
100時間位エージングしたら気にならなくなりました。
この価格でBAD、DDのハイブリッド型で2PINリケーブル対応です。
コスパ的にはいいのではないでしょうか。


次に購入したのは下位モデルのKZ ZS6というモデルです。

KZ ZS6 カナル型 イヤホン 高音質 2BA+2DD 4ドライバを搭載 ハイブリッド イヤホン 0.75mm 2pin リケーブル メタルハウジング Wooeasy (グリーンーマイク無し)



KZ ZSTが良かったのでKZ ZS6も買いました。5000円程度です。
これはBADが2機とDDが2機のハイブリッド型です。
左右合わせると、合計8ドライバ構成のハイブリッド型。
筐体はアルミ製です。
下位モデルのKZ ZS5は同じデザインですがビス止めではなくプラスチック製です。
オーディオファンやイヤホンファンの方はお解りかもしれませんが…。
そうです。KZ ZS6のデザインは高級イヤホン14万円のCampfire Audio ANDROMEDA のパクリです。

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ですがこのパクリは意図的ですね。
ガンダムっぽいデザインです。
最初に開封の儀です。


















箱出ししてすぐ、Dドライバ用のベントもあるので低域が締まり高域がキラキラして伸びの良い印象を受けました。
Amazonにおける評価数や評価の内容もとてもいいです。
僕の評価も同じ感じです。締まった低域、澄みきって伸びる高域、広がり感、この価格ではありえないくらいイイです。
低域から中域を鳴らすDD2機、高域から超高域を鳴らすBAD2機とも非常にいいです。
とくにドンシャリフェチや高音低音フェチの方にはオススメです。
両機ともバーンイン(エージングとも言う)を100時間以上行いました。
ですが毎日ピンクノイズや好きな音楽を鳴らしてバーンインを行い、日々音質が良くなっていくのを体験しています。
KZ ZSTとKZ ZS6では価格が倍以上違います。
KZ社の音の同じ音の傾向ではありますが、KZ ZS6はKZ ZSTと比較し音の広がり感と定位が凄くいいです。
イヤホンやヘッドホンの性質上頭の中で鳴っている感は否めませんが、広い空間から各楽器や音源の一つ一つが粒子となって聞こえてきます。
KZ ZS6はKZ ZSTより上品な音です。
ZSTもZS6もバランスド・アーマチュアの特性(補聴器の技術を使っていて高温域向き)で、ボーカルの高域で「さしすせそ」が刺さるということがあります。
評価の中にはバーンインをしないと高域が刺さるとの評価もありました。
バーンインで改善されるそうです。
僕も100時間バーンインして聞いてみたところ、ボーカルのさ行の刺さり感は改善されたみたいです。
ボーカルの高音の「さしすせそ」の刺さり感はKZ ZSTと同じです。バランスドアーマチュア特有かもしれないです。
イヤーチップは好みの分かれるところですが僕はシリコンよりウレタンが好きです。
音質的にも同価格帯の国産品は及ばない程良く、スペック的にこの値段でドライバー4機のハイブリッドは日本にはないですね。
中華イヤホンの実力が上がっていると思います。


KZ ZST ハイブリッドドライバイヤホン 1BA+1DD 高性能インイヤーイヤホン (no microphone)





KZ ZS6 カナル型 イヤホン 高音質 2BA+2DD 4ドライバを搭載 ハイブリッド イヤホン 0.75mm 2pin リケーブル メタルハウジング Wooeasy (グリーンーマイク無し)





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HDMI分配器(HDMIスプリッタ)によるHDCP解除とHDMI切替器。4K ULTRA HD版ブレードランナー2049を購入しました [オーディオ・ビデオ]

所有するBlu-rayレコーダーはPanasonic DMR-UBZ1030でULTRA HD対応です。
4KハイビジョンディスプレイはPanasonic VIERA TH-50AX800F [50インチ]です。

両方共4K ULTRA HD対応なので、今回始めて4K ULTRA HD版のブレードランナー2049を購入しました。








さて4K ULTRA HD版のブレードランナー2049を観るために一工夫必要です。

なぜならBlu-rayレコーダーのPanasonic DMR-UBZ1030の4K出力は1つしかないのです。

これまでBlu-rayレコーダーの4k HDMI出力は、HDMI入力信号をD端子出力信号として出力する装置で変換し、PCのD端子ハイビジョンキャプチャーボードPV4に繋いでWindows10で観てきました。

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(PV4の代わりにUSB入力のハイビジョンキャプチャー装置を使えば、このHDMI to D端子 コンバーター 変換器は必要ないです。)
ですがこれでは4K ULTRA HDを観ることは出来ません。
そこで、まずHDMI切替器を購入しました。
これはHDMI分配器ではなく単なるリレー式のHDMI切替器です。
スイッチの切替で、一つのHDMI入力を2つあるHDMI出力のどちらかに切り替える装置です。
いちいちスイッチでPanasonic DMR-UBZ1030の4K出力を切り替えなければなりませんが、手作業でバックパネル面のBlu-rayレコーダーの端子を抜き差しするよりはずっと楽です。





HDMI切替器 双方向セレクター 4K/3D/1080p対応 1入力2出力/2入力1出力 手動切り替え 電源不要

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2つあるHDMI切替器の先の一つは
・4KディスプレイのPanasonic VIERA TH-50AX800F [50インチ]
もう一つは
・1入力4出力のHDMI分配器
へ送ります。




【LEICKE KanaaN】 1入力4出力 4K HDMI 分配器 スプリッター 1 to 4

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HDMI分配器はHDMI Splitterともいい、1入力を同時に等しく4出力するものです。
この分配器はどうかわかりませんが、下位機種の1入力2出力のものはHDCP解除機能があるようです。
販売は信頼性のあるSPD Japan です。
HDMI切替器からHDMI分配器に入力した信号を以下のように分配しました。
・4Kハイビジョンディスプレイ Panasonic VIERA TH-50AX800F [50インチ]
・2Kフルハイビジョンディスプレイ SONY KDL-46W5000 [46インチ]
・HDMI信号をD端子信号に変換する装置→D端子入力WindowsPC用ハイビジョンキャプチャPV4(PCIバス用)
これらの3出力を使用しています。
ここでPanasonic VIERA TH-50AX800F [50インチ]とSONY KDL-46W5000 [46インチ]のために分配したのは、PCの電源OFFでPV4が使えなくてもBlue-rayレコーダーでコンテンツを観たかったからです。
4分配なのでまだ一つ余っていますが今回はまだ使っていないです。
これでPanasonic VIERA TH-50AX800F [50インチ]でULTRA HDとハイビジョンディスプレイ SONY KDL-46W5000でフルハイビジョンの2Kで観ることが出来ます。
そしてPCのハイビジョンキャプチャーのPV4でキャプチャーし、Windows10のPV4再生ソフトで観ることが出来ます。

ただし、2Kフルハイビジョンディスプレイで見る場合やWindows10でPV4で見る場合はBlu-rayレコーダーを4Kの設定の場合2Kの設定にしなければなりません。
4K信号と2K信号を自動的に区別できないのです。
しかも4K設定を2K設定にする場合は2Kはうつらないので4Kがうつる4Kハイビジョンでやらなければならないので少し面倒です。
この2Kと4Kの切り替えは慎重に行わなければなりません。
もし2Kを4Kに切り替えて数秒後に2Kに戻ります。

PCのハイビジョンキャプチャーPV4を使わなくてもBlu-rayレコーダーのPanasonic DMR-UBZ1030と2台のハイビジョンディスプレイだけで4K動画と2K動画のBlu-rayコンテンツを見ることが出来ます。

この1入力4出力のHDMI分配器はHDCP解除が可能かもしれません。
あいにく僕はPS3等HDCP解除しなければならない装置は持っていませんのでわかりません。ただし、この下位装置の1入力2出力のものはHDCP解除ができるようです。
PS3のHDCP解除はYoutube等でゲーム実況に役立ちます。
それ以外は大人の事情で・・・HDCP解除は法律違反ではないのですけどね。

今回はかなり複雑なHDMIケーブルの配線とULTRA HD対応、HDMI Ver2.0(4K対応)のハイスピードHDMIケーブルが必要です。







ですが、当初の僕が考えた配線の設計で実現できて良かったです。

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スピーカーに冷蔵庫用消臭剤を入れて音が変わるか [オーディオ・ビデオ]

オカルトオーディオと言われるかもしれませんが。

最近ネットでNS-1000Mのレストアや改造を見ています。

簡単ですが気になるのがありました。

あるスピーカー会社が見つけた方式で「空気の分子を活性炭が吸着する働き」です。

さらによく似た方式がありました。

松下電器産業株式会社(パナソニック)が開発した「ナノベースエキサイター」です。
超小型/薄型スピーカ向け、原音に忠実な低音再生方式の開発
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070730-2/jn070730-2.html

NS-1000Mに100均の冷蔵庫用消臭剤を入れている記事もありました。

そこで僕はNS-1000Mではなく、Amazonで評価が高いNS-BP200に取り付けてみようと思いました。

まずは100均で購入。



最近はゼリー状タイプもありますが粉末タイプを使います。
NS-BP200に3個づつ、計6個をつけました。

まずはNS-BP200のウーハーを外します。







六角レンチで外しました。


中はこのようになっています。






100均で買ってきた冷蔵庫用消臭剤を分解し、中の袋に入った消臭剤だけを使います。




消臭剤に両面テープを貼り下面に2個上面に1個取り付けました。(写真なし)
ウーハーをもとに戻します。
対角線上の順番でネジを締め最後に増し締めして終了です。



現在はNS-1000Mの上にNS-BP200とNS-10MM(サラウンド用)を設置しています。



現在はこのように重いNS1000Mの上においています。
そのうちNS-BP200用のスタンドでも作る予定です。

さて、左チャンネルだけに冷蔵庫用消臭剤を入れ右チャンネルはそのまま、そしてPCのサウンドのセッティングで出力をモノラルにして左右の音を聴き比べました。

やはり吸音されてるせいなのか、音圧は前より下がりました。
PCの設定のボリューム上3db~5dbほど下がっているみたいです。
低音倍増などにはなりませんが、ボリュームを大音量レベルに上げても、下品な音になるレベルポイントは上ったようです。
もともと低域から高域まで綺麗な音が出るスピーカーなので、それが顕著になったというところでしょうか。
この改造を行ったのは夜なので大音量はまだ少ししか試していませんが、機会があったら報告します。

NS-1000M購入後そればかりで音を聞いていましたが、NS-BP200も値段の割になかなか健闘することがわかりました。
完全なモニタースピーカーとまではならなくても、けっこう良い音が出ます。
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20年以上前の中古のYAMAHA モニタースピーカー NS-1000Mがピッカピカ [オーディオ・ビデオ]

1974年(昭和49年)に発売され1997年(平成7年)に生産を終えた20年以上前の中古のNS-1000Mです。
銘機として名高く、21万8000円と高額にもかかわらず一般家庭にもう受け入れられ、それだけではなく録音スタジオや放送局でモニター用にも使われ、20万組以上が出荷されたロングセラーのスピーカーです。
今でもキレイにレストアされたものは当時より高い価格で取引されています。
オークションでもジャンクでなければセットで5万円以上でです。
安いものを見つけるというよりは、状態の良い物を見つけるのが大変です。

昨年末中古で購入したYAMAHAのモニタースピーカーNS-1000Mを磨きました。

家に到着してさっそく音のチェックやエンクロージャーの塗装の傷などを調べました。
音のチェックは大丈夫。
ユニットを取り出して状態を調べたけどなかなか良い。錆や変色もありませんでした。
ベリリウム蒸着のドーム型ユニットのスコーカーやツイーターはベリリウムの輝きを保っています。
白いコーンのウーハーは色こそあせていますがホコリの付着はなくキレイです。
サランネットがないのでユニットの汚れは気になるところです。
アッテネーターを絞ったり全開にしたりして、各スピーカーユニットのチェックをしました。
ツイーター、スコーカー、ウーハーとも特に左右で音量が違うこともなく大丈夫のようです。

ですが、やっぱり中古…
エンクロージャーは大きな傷はありませんでしたが、小傷も目立ち、傷消しようにブラックのオイルステインを買ってきました。

そしてNS-1000Mの塗装をキレイにすべく、道具や用材を購入しました。



まずは磨く道具。電動ポリッシャーです。
カー用品で売っているDC12Vのものより良い物です。
ただのパッドの回転だけでは、ポリッシュしすぎると丸い回転の跡が残ります。
ややこしい説明ですが、このポリッシャーはパッドだけがくるくる回るだけでなく、パッドの回転軸自体も回るのです。
偏心回転と言うのでしょうか、軸がさらに回転して同じところを回転しまくるのを防いでいます。




コンパウンドで磨いたら綿がこんな感じに汚くなりました。

つぎに磨き剤。
今回は車用のSOFT99の液体コンパウンドを買いました。







トライアルセットと大容量の3000番と9800番です。
仕上げ用の7500番の大容量のものはありませんでした。


そして、昔からオーディオやピアノを磨くために使っていた用品です。





僕はオーディオラックの艶出しのためにこれを愛用していました。
これで仕上げると、輝きもよく表面がサラサラツルツルでで汚れがつきにくくなるのです。
少量ですが残っていたのを試そうと中を開けると、溶剤が分離して透明な水分しか出てきません。

そこでAmazonを調べ、ピアノポリッシュを検索したらYAMAHAから「Piano Unicon」というものが出ているのでそれを購入しました。







到着したPiano Uniconの匂いを嗅いだら、懐かしいピアノポリッシュの匂いです。
ついでにYAMAHAのピアノキズ消し用コンパウンドも買いました。

用品が揃ったところでさっそくコンパウンドからはじめました。

まずは3000番のキズ消し用コンパウンドでキズの面が滑らかになるようにしました。
残った小キズは車の小キズ用タッチアップのように爪楊枝や綿棒でキズを修復しました

そして9800番の超鏡面用でNS-1000M全体を磨き上げました。
磨き上げて、塗装面に残ったコンパウンドを拭き取った所、くすんでいたブラックの塗装が深みがかかったブラックになっていました。
タッチアップしたキズもよく見ないとわからないくらいになっていました。

さていよいよピアノポリッシュの出番です。
まずはAMAHAのピアノキズ消し用コンパウンドで小傷面をもう一度優しく磨き、そして最後にNS-1000M全体をPiano Uniconで仕上げました。





同時に買ったYAMAHAのピアノ用クロスで表面に残ったPiano Uniconの溶剤を拭き取りました。
一緒に買ったクロスはこのように汚くなりました

車で言えばワックスがけですね。
最後は電動ポリッシャーに仕上げ用のバフをつけて軽く磨き上げました。

SOFT99の9800番の超鏡面用のコンパンドを使ったとは言ってもNS-1000Mはオイルステイン塗装なのでピアノのような平滑でツルツルピカピカで鏡のように反射するようにはなりません。
塗料を買えて自分でするか、業者に任せなければならないです。
僕はオリジナルの木目が見えるNS-1000Mの塗装が好きなのでそこまではしません。

ですがオイルステインの塗装面は光沢を増しハイビジョンディスプレイの画像が反射するくらいになりました。



NS-1000Mの右チャンネルの左側面です。
遠くから見るとこんな感じで、ハイビジョンディスプレイの画像が反射しています。



近くから見るとこんな感じで、照明の光を反射しています。

さらに左チャンネルはもう一度磨いてみました。





右チャンネルよりもピカピカです。
木目がよく浮き出ています。


あとで気がついたのですが、片チャンネルのスコーカー用アッテネーターがゆるゆるで、機能はするのですが、強く回すと360度回ってしまいます。
機能はしていますのでしばらくはそのままで、気が向いたらオークションでいいものを見つけようと思います。

今回はユニットやネットワークやアッテネーターの状態もよく、気になるのは小傷だけでした。
傷のある中古でもオイルステインで塗装し磨き上げればかなりいい感じに仕上がることがわかりました。
オークションより安く手に入れたので良かったです。
ちなみにお店ではエンクロージャーの天板が傷だらけのNS-1000Mは更に安かったです。
エンクロージャーの上に金属やせともの等、キズ付くものでも乗せていたのでしょう。
ユニットもキレイでよかったのですが、タッチアップではなく塗装となるとちょっと手間がかかりますのであきらめました。
でもオイルステイン塗装は結構簡単です。
次は、中のケーブルを高級オーディオ用にしようと思います。
取り替えだと間違えると大変なのでケーブルの2重化にしようと思います。
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