20年以上前の中古のYAMAHA モニタースピーカー NS-1000Mがピッカピカ [オーディオ・ビデオ]
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1974年(昭和49年)に発売され1997年(平成7年)に生産を終えた20年以上前の中古のNS-1000Mです。
銘機として名高く、21万8000円と高額にもかかわらず一般家庭にもう受け入れられ、それだけではなく録音スタジオや放送局でモニター用にも使われ、20万組以上が出荷されたロングセラーのスピーカーです。
今でもキレイにレストアされたものは当時より高い価格で取引されています。
オークションでもジャンクでなければセットで5万円以上でです。
安いものを見つけるというよりは、状態の良い物を見つけるのが大変です。
昨年末中古で購入したYAMAHAのモニタースピーカーNS-1000Mを磨きました。
家に到着してさっそく音のチェックやエンクロージャーの塗装の傷などを調べました。
音のチェックは大丈夫。
ユニットを取り出して状態を調べたけどなかなか良い。錆や変色もありませんでした。
ベリリウム蒸着のドーム型ユニットのスコーカーやツイーターはベリリウムの輝きを保っています。
白いコーンのウーハーは色こそあせていますがホコリの付着はなくキレイです。
サランネットがないのでユニットの汚れは気になるところです。
アッテネーターを絞ったり全開にしたりして、各スピーカーユニットのチェックをしました。
ツイーター、スコーカー、ウーハーとも特に左右で音量が違うこともなく大丈夫のようです。
ですが、やっぱり中古…
エンクロージャーは大きな傷はありませんでしたが、小傷も目立ち、傷消しようにブラックのオイルステインを買ってきました。
そしてNS-1000Mの塗装をキレイにすべく、道具や用材を購入しました。
まずは磨く道具。電動ポリッシャーです。
カー用品で売っているDC12Vのものより良い物です。
ただのパッドの回転だけでは、ポリッシュしすぎると丸い回転の跡が残ります。
ややこしい説明ですが、このポリッシャーはパッドだけがくるくる回るだけでなく、パッドの回転軸自体も回るのです。
偏心回転と言うのでしょうか、軸がさらに回転して同じところを回転しまくるのを防いでいます。
コンパウンドで磨いたら綿がこんな感じに汚くなりました。
つぎに磨き剤。
今回は車用のSOFT99の液体コンパウンドを買いました。
トライアルセットと大容量の3000番と9800番です。
仕上げ用の7500番の大容量のものはありませんでした。
そして、昔からオーディオやピアノを磨くために使っていた用品です。
僕はオーディオラックの艶出しのためにこれを愛用していました。
これで仕上げると、輝きもよく表面がサラサラツルツルでで汚れがつきにくくなるのです。
少量ですが残っていたのを試そうと中を開けると、溶剤が分離して透明な水分しか出てきません。
そこでAmazonを調べ、ピアノポリッシュを検索したらYAMAHAから「Piano Unicon」というものが出ているのでそれを購入しました。
到着したPiano Uniconの匂いを嗅いだら、懐かしいピアノポリッシュの匂いです。
ついでにYAMAHAのピアノキズ消し用コンパウンドも買いました。
用品が揃ったところでさっそくコンパウンドからはじめました。
まずは3000番のキズ消し用コンパウンドでキズの面が滑らかになるようにしました。
残った小キズは車の小キズ用タッチアップのように爪楊枝や綿棒でキズを修復しました
そして9800番の超鏡面用でNS-1000M全体を磨き上げました。
磨き上げて、塗装面に残ったコンパウンドを拭き取った所、くすんでいたブラックの塗装が深みがかかったブラックになっていました。
タッチアップしたキズもよく見ないとわからないくらいになっていました。
さていよいよピアノポリッシュの出番です。
まずはAMAHAのピアノキズ消し用コンパウンドで小傷面をもう一度優しく磨き、そして最後にNS-1000M全体をPiano Uniconで仕上げました。
同時に買ったYAMAHAのピアノ用クロスで表面に残ったPiano Uniconの溶剤を拭き取りました。
一緒に買ったクロスはこのように汚くなりました
車で言えばワックスがけですね。
最後は電動ポリッシャーに仕上げ用のバフをつけて軽く磨き上げました。
SOFT99の9800番の超鏡面用のコンパンドを使ったとは言ってもNS-1000Mはオイルステイン塗装なのでピアノのような平滑でツルツルピカピカで鏡のように反射するようにはなりません。
塗料を買えて自分でするか、業者に任せなければならないです。
僕はオリジナルの木目が見えるNS-1000Mの塗装が好きなのでそこまではしません。
ですがオイルステインの塗装面は光沢を増しハイビジョンディスプレイの画像が反射するくらいになりました。
NS-1000Mの右チャンネルの左側面です。
遠くから見るとこんな感じで、ハイビジョンディスプレイの画像が反射しています。
近くから見るとこんな感じで、照明の光を反射しています。
さらに左チャンネルはもう一度磨いてみました。
右チャンネルよりもピカピカです。
木目がよく浮き出ています。
あとで気がついたのですが、片チャンネルのスコーカー用アッテネーターがゆるゆるで、機能はするのですが、強く回すと360度回ってしまいます。
機能はしていますのでしばらくはそのままで、気が向いたらオークションでいいものを見つけようと思います。
今回はユニットやネットワークやアッテネーターの状態もよく、気になるのは小傷だけでした。
傷のある中古でもオイルステインで塗装し磨き上げればかなりいい感じに仕上がることがわかりました。
オークションより安く手に入れたので良かったです。
ちなみにお店ではエンクロージャーの天板が傷だらけのNS-1000Mは更に安かったです。
エンクロージャーの上に金属やせともの等、キズ付くものでも乗せていたのでしょう。
ユニットもキレイでよかったのですが、タッチアップではなく塗装となるとちょっと手間がかかりますのであきらめました。
でもオイルステイン塗装は結構簡単です。
次は、中のケーブルを高級オーディオ用にしようと思います。
取り替えだと間違えると大変なのでケーブルの2重化にしようと思います。
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1974年(昭和49年)に発売され1997年(平成7年)に生産を終えた20年以上前の中古のNS-1000Mです。
銘機として名高く、21万8000円と高額にもかかわらず一般家庭にもう受け入れられ、それだけではなく録音スタジオや放送局でモニター用にも使われ、20万組以上が出荷されたロングセラーのスピーカーです。
今でもキレイにレストアされたものは当時より高い価格で取引されています。
オークションでもジャンクでなければセットで5万円以上でです。
安いものを見つけるというよりは、状態の良い物を見つけるのが大変です。
昨年末中古で購入したYAMAHAのモニタースピーカーNS-1000Mを磨きました。
家に到着してさっそく音のチェックやエンクロージャーの塗装の傷などを調べました。
音のチェックは大丈夫。
ユニットを取り出して状態を調べたけどなかなか良い。錆や変色もありませんでした。
ベリリウム蒸着のドーム型ユニットのスコーカーやツイーターはベリリウムの輝きを保っています。
白いコーンのウーハーは色こそあせていますがホコリの付着はなくキレイです。
サランネットがないのでユニットの汚れは気になるところです。
アッテネーターを絞ったり全開にしたりして、各スピーカーユニットのチェックをしました。
ツイーター、スコーカー、ウーハーとも特に左右で音量が違うこともなく大丈夫のようです。
ですが、やっぱり中古…
エンクロージャーは大きな傷はありませんでしたが、小傷も目立ち、傷消しようにブラックのオイルステインを買ってきました。
そしてNS-1000Mの塗装をキレイにすべく、道具や用材を購入しました。
まずは磨く道具。電動ポリッシャーです。
カー用品で売っているDC12Vのものより良い物です。
ただのパッドの回転だけでは、ポリッシュしすぎると丸い回転の跡が残ります。
ややこしい説明ですが、このポリッシャーはパッドだけがくるくる回るだけでなく、パッドの回転軸自体も回るのです。
偏心回転と言うのでしょうか、軸がさらに回転して同じところを回転しまくるのを防いでいます。
コンパウンドで磨いたら綿がこんな感じに汚くなりました。
つぎに磨き剤。
今回は車用のSOFT99の液体コンパウンドを買いました。
トライアルセットと大容量の3000番と9800番です。
仕上げ用の7500番の大容量のものはありませんでした。
そして、昔からオーディオやピアノを磨くために使っていた用品です。
僕はオーディオラックの艶出しのためにこれを愛用していました。
これで仕上げると、輝きもよく表面がサラサラツルツルでで汚れがつきにくくなるのです。
少量ですが残っていたのを試そうと中を開けると、溶剤が分離して透明な水分しか出てきません。
そこでAmazonを調べ、ピアノポリッシュを検索したらYAMAHAから「Piano Unicon」というものが出ているのでそれを購入しました。
到着したPiano Uniconの匂いを嗅いだら、懐かしいピアノポリッシュの匂いです。
ついでにYAMAHAのピアノキズ消し用コンパウンドも買いました。
用品が揃ったところでさっそくコンパウンドからはじめました。
まずは3000番のキズ消し用コンパウンドでキズの面が滑らかになるようにしました。
残った小キズは車の小キズ用タッチアップのように爪楊枝や綿棒でキズを修復しました
そして9800番の超鏡面用でNS-1000M全体を磨き上げました。
磨き上げて、塗装面に残ったコンパウンドを拭き取った所、くすんでいたブラックの塗装が深みがかかったブラックになっていました。
タッチアップしたキズもよく見ないとわからないくらいになっていました。
さていよいよピアノポリッシュの出番です。
まずはAMAHAのピアノキズ消し用コンパウンドで小傷面をもう一度優しく磨き、そして最後にNS-1000M全体をPiano Uniconで仕上げました。
同時に買ったYAMAHAのピアノ用クロスで表面に残ったPiano Uniconの溶剤を拭き取りました。
一緒に買ったクロスはこのように汚くなりました
車で言えばワックスがけですね。
最後は電動ポリッシャーに仕上げ用のバフをつけて軽く磨き上げました。
SOFT99の9800番の超鏡面用のコンパンドを使ったとは言ってもNS-1000Mはオイルステイン塗装なのでピアノのような平滑でツルツルピカピカで鏡のように反射するようにはなりません。
塗料を買えて自分でするか、業者に任せなければならないです。
僕はオリジナルの木目が見えるNS-1000Mの塗装が好きなのでそこまではしません。
ですがオイルステインの塗装面は光沢を増しハイビジョンディスプレイの画像が反射するくらいになりました。
NS-1000Mの右チャンネルの左側面です。
遠くから見るとこんな感じで、ハイビジョンディスプレイの画像が反射しています。
近くから見るとこんな感じで、照明の光を反射しています。
さらに左チャンネルはもう一度磨いてみました。
右チャンネルよりもピカピカです。
木目がよく浮き出ています。
あとで気がついたのですが、片チャンネルのスコーカー用アッテネーターがゆるゆるで、機能はするのですが、強く回すと360度回ってしまいます。
機能はしていますのでしばらくはそのままで、気が向いたらオークションでいいものを見つけようと思います。
今回はユニットやネットワークやアッテネーターの状態もよく、気になるのは小傷だけでした。
傷のある中古でもオイルステインで塗装し磨き上げればかなりいい感じに仕上がることがわかりました。
オークションより安く手に入れたので良かったです。
ちなみにお店ではエンクロージャーの天板が傷だらけのNS-1000Mは更に安かったです。
エンクロージャーの上に金属やせともの等、キズ付くものでも乗せていたのでしょう。
ユニットもキレイでよかったのですが、タッチアップではなく塗装となるとちょっと手間がかかりますのであきらめました。
でもオイルステイン塗装は結構簡単です。
次は、中のケーブルを高級オーディオ用にしようと思います。
取り替えだと間違えると大変なのでケーブルの2重化にしようと思います。
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2018-01-25 20:58
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