SoftEther VPNによるL2TP/IPsecでのiPhoneのVPN接続

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FON用のアンテナリフレクタを取り付けましたが、まだIP WebcumのFONと駐車場との接続は試していないです。


外出先で以下の理由でVPN接続を考えました。

IP Webcumを外出先で見たい(ポート8080は穴を開けたくなかった)。
自宅PCのDLNAサーバにVPNを通してiPhoneからのアクセスできるようにしたい。
iPhoneやiPadで、リモートデスクトップにより自宅の各PCを遠隔操作したい。


SoftEther VPN 1.0 フリーウェアが正式公開されました。

WindowsだけでもPPTPでVPNサーバに接続できるのですが、

暗号化
PPTP:128bit
L2TP/IPsec:256bitの強固なセキュリティー

セキュリティー
PPTP:基本的なセキュリティ
L2TP/IPsec:最も高度な暗号化とL2TP/IPsecの方が安全です。

速度
L2TP/IPsecはCPUプロセスを最も必要し、遅くなる。


速度よりセキュリティ重視のためL2TP/IPsecを使うことにしました。
L2TPはトンネリング、IPSecはその中を通るパケットの暗号化と認証を行います。

そしてリリースされたばかりのSoftEther VPN 1.0 フリーウェアでVPNサーバを作りました。

設定などは簡単です。
SoftEther VPN 1.0の設定とブロードバンドルーターのポートマッピングの設定だけです。

SoftEther VPN 1.0の設定は
VPN Server 側での IPsec 機能の有効化方法
http://www2.softether.jp/en/vpn3/ipsec_beta/activate.aspx
を参考にしました。
PacketiX VPN用ですがSoftEther VPN 1.0と殆ど変わりません。
DDNSができるかできないかぐらいだったと思います。

VPN サーバー側に NAT がありますので、ブロードバンドルーターのポートマッピング設定の設定を行いました。
ポート500、4500、1701をUDPプロトコルでSoftEther VPN 1.0が動いているPCにマッピングするだけです。


iPhoneのWiFiをオフにしてLTEの接続にしました。
iPhoneのVPNクライアントの設定を
http://www2.softether.jp/en/vpn3/ipsec_beta/ios.aspx
を参考にして設定しました。
VPNをオンにすると無事VPNサーバに接続しました。
IPアドレスを確認しますと、自宅のDHCPサーバの設定どおりに付与されたIPアドレスです。
IP Webcumのストリーミングは無事再生されました。
DLNAクライアントとしてDLNAサーバの動画も再生されました。


今回の設定はPC側のVPNサーバの設定が簡単で半信半疑でしたが、楽に設定できました。

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タグ：VPN L2TP/IPsec SoftEther